6月5日のNHKのニュースで、5日に運航された「レスキュー便」について
取り上げておりました。
ベトナムでは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う水際対策で現在、日本からの
定期便が運航されておらず、病気や妊娠など特別な事情がある人が優先的に帰国
出来るよう運航している「レスキュー便」がおよそ3週間ぶりに2便運航され、
帰国するベトナム人技能実習生や留学生など、合わせて300人余りが、帰国の途に
つく事が出来、一方で、レスキュー便のチェックインカウンターの付近には、
あらかじめチケットを入手できず、キャンセルを待つ人たちも多く詰めかけていたそう
です。
その中には、チケットを持っていないながら、空港を訪れていた妊娠4カ月の
20代の女性が、インタビューに答えており、
「日本では保険もないのでとても心配です。ベトナムに早く帰りたいです」と
涙ながらに話している様子、またカップルのパートナーがチケットを持っていない為、
一緒に帰国出来ず離れ離れとなってしまい、涙を流して別れを惜しむ姿の映像など、
同年代の子を持つ親として、身につまされる思いで見ておりました。
弊組合においても、技能実習期間が終わり帰国したくても帰国出来ない実習生達がおります。
その実習生達が帰国の途につけるまで日本での生活に困らぬよう、特定活動での就業等、
全力でサポートしてしていく意思をさらに固くするニュースでした。
尚、今後のレスキュー便の運航予定は立っていないそうです。