2021年9月30日をもって19都道府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置について、
すべて解除となりましたが、未だ諸外国の往来が困難な状況にあります。
出入国在留管理庁の調べによると、令和2年及び令和3年(1月~9月)における技能実習生の未入国者数は、
11万人となっているとの事。
現在、11万人の技能実習生がいつ日本へ行けるのか不安な日々を送っていると共に、実習実施者においても、
見込んでいた技能実習生や特定技能者の入国が無い為、生産効率も低下し受注量の調整をするなどの対応に追われ、
また、今後の事業計画が策定出来ない状況となっていると思われます。
この状況が今後も続くと待機技能実習生や特定技能者が日本以外の他国へ目を向けると思われ、更には受入企業の
体力も限界を迎える結果となるのではないかと……..
このままでいくと、ますます日本が選ばれない国へとなっていく懸念があると思います。
日本政府にはこのような状況に対して危機感を持っていただき、早急な入国再開に向けての前向きな議論を進めて
頂きたいと切に願います。
※技能実習生・特定技能者を含む、留学生、人文知識、国際業務等で入国できない待機人数は37万人となっております。