先日の日経新聞に、「ハノイの女たち」と題したコラムが掲載されておりました。
ノンフィクション作家の女性が、技能実習生の取材で、ハノイを訪れ3人の女性を
取材したもの。
1人目、2人目は、元々技能実習生として来日した事のあるベトナム人女性で、
現在は「送出し機関の職員」「日本語学校講師」と、技能実習終了後、母国に戻り
成功している女性。
3人目は、ベトナム送出し機関に勤務する日本人女性。
その女性の言葉を紹介すると、「日本が実習生を安い労働力だと思っているなら、
ベトナムからの技能実習生はあと数年で来なくなる」
彼女は、中国、韓国から実習生が来なくなった歴史を知っており、実感としてそう思うのであろう。
最後の一文には、「日本はどうなっちゃうんだろうっておもうわ。」と......
現在、日本は本格的な人口減少を迎えており、労働力不足に対しもっと危機意識を持つと共に
、外国人材に選ばれる国となるべく、受け入れ環境の整備を日本社会全体で考えていく必要があると、
考えさせられる記事でありました。